住まいとデザインのはなし 2002-2016

134 リノベーション

e0025025_11572217.jpg数年前よりリノベーションの相談を受けることが増えてきました。
リノベーションは経年とともに時代やライフスタイルに合わなくなった機能や性能を見直し、内外装のほか断熱性能や耐震性能を整えていくことを差しますが、そのためには従前の住まいの綿密な調査が必要となります。またお話を伺っていくと、リフォーム(お化粧直し程度)や新築に切り替えた方が良い場合も少なくありません。


写真の住まい「週末の家」では、主人の他界で空き家になってしまった家の利用法を含めての相談でした。
壊すのか、人に貸すのか、リフォームするのか、リノベーションなのか。。。
選択肢は住まい手の思い出の大きさによって変わってきます。
昔の家は手入れさえよければ、材料としては良いものを使っているの場合が多く、
寿命を延ばすことは可能だと思っています。
ただ、そのためにはそれなりの投資をしなくてはいけません。
表面だけをきれいにしても駄目で、やはり少しは快適にしなくては足は遠のきます。
物理的に問題なくとも実際に利用するためには、現代の住まい方に合わせて再度計画することが大切です。

今回はこの住まいを引き継いがれた息子さんたちと相談し、週末に利用する家として
リノベーションを進めていくとになりました。
ご家族が時々滞在するために、必要なところだけに絞ってリノベーションする計画です。
実際に毎週末の利用ということは難しいかもしれませんが、
なるべく使って頂けるよう「週末の家」と呼ぶことにしました。
うまく活用できたらゲストハウスみたいに使ってもいいのかもしれません。
そんな活用方法も含めて提案できたらいいなぁと思っています。(K)
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by miz-arch | 2015-08-12 12:00 | 住まいのはなし