住まいとデザインのはなし 2002-2016

136 暖房器具の選び方


e0025025_09012961.jpg神戸の地震から、ちょうど22年経ちました。
当時は大阪に住んでいて自分のアパートこそ被害はありませんでしたが、
この日を境に生活がガラッと変わりました。
被災して出社出来ない同僚を気遣ったり、仕事で直接復興に関わったり。
とにかく時間の流れが速く慌しく経過していきました。
その割には1日1日が遅く感じる不思議な感覚を伴いながら。

そのときの経験をもとに自分の家はライフラインの確保を最優先とし
プロパンガスに薪ストーブの生活とすることが決まりました。
現在は省エネ一辺倒の世の中ですから「良い暖房は何ですか?」
と聞かれると「エネルギー効率の良いエアコンでしょうか。」
と答えていますが、実はこの「でしょうか。」の影に
「世の中には推奨されていないけど、災害地に備えて
石油ストーブも備えて下さい。」という言葉が隠れています。
それでも、あと数年もすると、自然エネルギーを変換して
暖をとるようなシステムが生まれ、石油ストーブは
不要になるかもしれませんし、そうあるべきだと思っています。

その時々のトレンドや技術によって推奨すべき暖房方式は変わります。
その中でベストチョイスを見つけていくのですが、
これだけは未だに一番の悩みどころです。。。本当に難しい。
最終的には住まい手さんのご要望や相性などで判断しているので、
この断熱方法ならこの暖房といった同じような組み合わせがありません。
これも住まの個性が現れてくる場所なのかもしれませんね(A)




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# by miz-arch | 2017-01-17 22:30 | 設計のはなし